スウェーデンに
留学しよう!
(作成中)

主にウプサラ大学とルンド大学への
交換留学の情報を提供

交換留学に行こう!
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交換留学
愛媛大学はスウェーデンのウプサラ大学数学科およびルンド大学理学部と交流協定を結んでいます。 ウプサラ大学、ルンド大学の両方と協定を結んでいる大学は、国内では稀であり、数大学に限られます。

このページでは、両大学との学生交流を推進するため、主として交換留学に関する情報を提供しています。 本学(主として理学部および理工学研究科)学生の皆さんや、本学に進学するかもしれない中学生・高校生の皆さんの参考になればと思います。

学外の皆様にも、ぜひご覧いただき、本学の国際交流活動を応援していただけますと幸いです。

愛媛大学の協定校
スウェーデンの教育制度
スウェーデンの義務教育は、6歳児向けの就学前教育förskoleklassと、7歳からのgrundskolaの計10年間です。 日本の高校に相当するgymnasieskolaは3年制で、大学(universitet、högskola)の学士課程も3年制です。

学費はスウェーデン国民は大学まで無償ですが、日本人がスウェーデンの大学に個人で留学する際は、通常、高額な授業料が必要です。 以前は、外国人に対しても、大学の授業料は無償でしたが、2011年より、EU/EEA/スイス以外からの留学生は、授業料の納入が必要になりました。

しかし、交流協定に基づき、愛媛大学からウプサラ大学、ルンド大学に交換留学する場合は、留学先での授業料は免除となります。 また、入学試験を受験する必要もありません。
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大学情報
ウプサラ大学 v.s. ルンド大学

ウプサラ大学とルンド大学に関する基本的な情報です。
両大学を比較する形でご紹介します。

Q&A

スウェーデンへの交換留学について、よくある質問です。
愛媛大学理学部生向けに回答します。
記載内容は個人的な見解です。
愛媛大学の公式見解ではありません。

交換留学とは?

 交換留学は、所属大学(愛媛大学)が交流協定を結ぶ大学(協定校)に学生を派遣するものです。 一般に、留学先の大学において、入学試験の受験や入学料・授業料の納付が免除されます。 協定の内容によっては、授業料免除等が受けられない場合もありますが、愛媛大学からウプサラ大学、ルンド大学に交換留学に行く場合には、免除が受けられます。
 交換留学では、留学先が協定校に限られます。その意味では、個人留学の方が、選択肢は豊富です。 その一方、交換留学の場合は、留学準備に際しては所属大学が、留学中は協定校が、手厚くサポートしてくれるというメリットがあります。 また、留学先で入学試験を受ける必要がないので、難関大学に留学しやすいのもメリットです。 ただし、語学力等、一定の要件を満たす必要はあります。 また、協定ごとに、一度に派遣できる人数が定まっているので、希望者多数の場合は、所属大学において選抜が行われます。

何を学べるの?

 交換留学中は、基本的には、留学先の大学の正規生に混じって、ウプサラ大学数学科/ルンド大学理学部で開講の数学/自然科学の専門科目を中心に受講することになります。 交換留学生が受講可能な科目は、ウプサラ大学数学科についてはこちら、 ルンド大学理学部についてはこちらで検索可能です。
 また、専門科目の受講に加え、スウェーデン語やスウェーデン社会に関する入門的な授業を受講することも可能です。 ウプサラ大学についてはこちらで、例えばSwedishなどをキーワードに検索してみて下さい。 ルンド大学についてはSwedish language courses for exchange studentsや、 Special Area Study (SAS) coursesを参照して下さい。
 さらに、大学院生に関しては、受入指導教員を見つけることができれば、その先生の研究室の一員として、研究活動を行うことも可能です。
 なお、スウェーデンの大学でcourseという英単語は、「コース(教育課程)」という意味ではなく、「科目」という意味ですので、ご注意下さい(米国の大学などでも同様)。

標準的な留学期間は?

 愛媛大学が結んでいる交流協定によれば、ウプサラ大学、ルンド大学とも、標準的な留学期間は、1学期間又は2学期間です。 両大学とも、「秋学期」が8月末(または9月始め)から1月中旬まで、「春学期」が1月下旬から6月上旬までです。 詳細は、例えばウプサラ大学のHigher education in Swedenをご覧ください。 Academic calendar and semester datesの欄に、具体的な日程が記されています。 もしくは、ルンド大学のAcademic Calendarをご覧下さい。

何年生のときに留学するのがベスト?

 所属大学のカリキュラム、専門分野の予備知識、語学力、その他、個人的な状況によって最適な留学時期は変わります。 一般論としては、専門分野の予備知識が不十分な段階で、外国語で専門的な授業を受講するのは、極めて困難です。 ですので、愛媛大学の理学部生に関して言えば、専門分野の学習を目的とした留学は、低年次(大学1、2年)より、高年次(大学3、4年や大学院)の方が適していると言えます。 具体的な留学時期については、所属コースのカリキュラムや方針にも依存し、いつが良いかは変わります。 ご参考までに、数学・数理情報コースの学生に関して言えば、過去の実績では3年次後学期での留学が多いですが、4年次に留学する学生もいます。
 なお、以上はあくまで、専門科目の履修を目的とした長期(1学期間または2学期間)の交換留学についての話です。 語学留学については、例えば、低年次の休暇期間中などに、短期集中型(サマースクールなど)に参加するのも有益だと思います。 ただし、ウプサラ大学、ルンド大学への交換留学に関しては、語学留学は対象としていません。

交換留学すると、卒業が遅れる?

 愛媛大学の学生が交換留学に行く場合、交換留学も本学における学習活動の一環と見なされます。 そのため、留学中も休学扱いにはならず、本学に授業料を納付することとなります。 従って、留学中の期間も、卒業に必要な在籍期間に算入されますので、在籍期間の観点からは、交換留学したからといって、直ちに卒業時期が遅れることにはなりません。
 ただし、留学期間中、オンライン開講科目等を除き、原則、愛媛大学の授業は履修できませんので、卒業に必要な単位を揃える上で支障が生じ、卒業が遅れる可能性は、少なからずあります。 留学希望の場合は、入学直後から、担当教員とも相談して、綿密に履修計画を立てることをお勧めします。 なお、たとえ卒業が遅れたとしても、留学にはそれに勝る価値があると思います。

留学中の標準的な履修単位数は?

 留学中の履修単位数については、居住許可の関係上、1学期当たり、30単位分が必要となります。 居住許可を得るためには、交換留学中、「フルタイム」の学生として、ウプサラ大学/ルンド大学に登録される必要がありますが、フルタイムであることの条件が、30単位の履修です。 この条件は、ウプサラ大学のFAQ about exchange studies (例えば、What is the maximum and minimum number of courses or credits I can take?の欄)や、 ルンド大学のApplication guide (Exchange studies are full-time studiesの欄)にも明記されていますので、ご確認下さい。
 なお、日本の1単位とスウェーデンの1単位とでは、基準が違います。 1つの目安としては、アジア太平洋大学交流機構(UMAP: University Mobility in Asia and the Pacific)の示している換算率 (こちら)に当てはめると、 スウェーデンの30単位分は、日本の20単位分に相当します。ただし、実際の換算は、所属大学・学部の方針等により決まりますので、常に、20単位分として扱われる訳ではありません。

留学先で取得した単位の扱いは?

 交換留学中に留学先で取得した単位は、一定の条件を満たせば、愛媛大学での単位として認定されることがあります。 認定を受けるには、定められた手続きに従い、留学前に申請をする必要があります。 申請したからといって、必ず認定されるというわけではありません。 また、一般に、留学先での1単位分が、本学での1単位分に相当するわけでもありません。 留学前に、十分余裕をもって、担当教員・事務職員に相談して下さい。
 なお、一般論として、愛媛大学での必修科目を、交換留学先の単位で代替することは、容易ではありません。 あくまで、留学先での単位を抜きにしても卒業要件を満たせるよう、履修計画・留学計画を立てることをお勧めします。

授業を受けるのにスウェーデン語力は必要?

 基本的には、スウェーデン語力不要です。 ウプサラ大学数学科、ルンド大学理学部ともに、学部レベルの授業はスウェーデン語、大学院レベルの授業は英語が主として使用されています。 しかし、学部レベルの科目でも、英語開講科目(スウェーデン語が堪能でない留学生が受講する場合に、英語で開講してくれる科目)が設定されていますので、その中から受講科目を選択すれば、スウェーデン語力は不要です。 ですので、交換留学の場合は、通常、英語で授業を受講するのが一般的です。 交換留学生が受講可能な英語開講科目は、ウプサラ大学数学科についてはこちら、 ルンド大学理学部についてはこちらで探せます。

授業を受けるのに必要な英語力は?

 交換留学生に必要な英語力については、ウプサラ大学の基準では、Common European Framework of Reference for Languages(ヨーロッパ言語共通参照枠、CEFR)のB2レベルです。 例えば、FAQ about exchange studiesの What level of English is required? Should I submit a language certificate?を参照して下さい。 CEFRのレベル感(各種英語試験のスコアの目安)は、 文部科学省の資料が参考になります。
 一方、ルンド大学の基準では、IELTS 6.5/TOEFL 90となっています。 例えば、Exchange studiesの How to be nominated for an exchange to Lund Universityの欄を参照して下さい。 上記の文部科学省の資料によれば、IELTS 6.5/TOEFL 90はCEFRに換算するとB2程度ですので、両大学の要求する英語力に大差はないと言えます。
 なお、いずれの大学においても、愛媛大学からの交換留学生については、愛媛大学側で英語力の確認をすることになっており、先方に英語試験のスコアを提出する必要はありません(2024年現在)。

生活に必要な語学力は?

 スウェーデンでは、大学内はもちろん、街中でも英語が良く通じるので、スウェーデン語が話せなくても、それほど大きくは困らないと思います。 ただ、大人になってからスウェーデンに移住してきた人たちの中には、英語が話せない人たちもいます。 例えば、路線バスに乗車した際に、運転手に英語が通じないこともあります。 また、案内表示やアナウンス等がスウェーデン語のみの場合もあります。 そうしたときでも、近くにいる誰かに英語で聞けば助けてくれるので、大して困りませんが、スウェーデン語が読めたり、聞き取れたりした方が、便利ではあります。 さらに、簡単なフレーズだけでも、少しスウェーデン語を話してみると、「えっ?スウェーデン語が話せるの?」と驚かれ、会話が弾むこともあります。 せっかくですので、留学前や留学中にスウェーデン語を勉強することをお勧めします。
 英語に関しては、授業に必要な英語力(CEFR B2/IELTS 6.5/TOEFL 90)があれば、日常生活も、それほど困らないのではと思います。 ただ、危機管理に関する英語表現は、繰り返し復習しておくと安心です。

交換留学の応募方法は?

 交換留学に応募するには、まずは、留学先ではなく、所属大学(愛媛大学)に対して、申し込みを行います。 学生から申し込みがあった場合、本学側で、派遣の要件を満たしているかを確認し、希望者多数の場合は選抜を行い、協定校への推薦を決めます。 協定校への推薦時期は、秋学期からの留学(8月に渡航)の場合は3月頃、春学期からの留学(1月に渡航)の場合は9月頃です。
 その後、協定校側での確認を経て、協定校から学生本人に宛てて、留学の申請方法の案内が届きます。 その案内に従い、学生本人が協定校に対し、留学の申請を行います。
 なお、実際の応募時期や手続きは、留学先ごとに違います。上記はあくまで、ウプサラ大学、ルンド大学の場合に限っての話です。

入学許可が出た後、やるべきことは?

 留学に必要な資金の確保(居住許可申請時に、銀行の残高証明等、資金確保の証明が必要)、居住許可申請、住居の確保(未確保の場合)、留学保険への加入、航空券の購入(旅程の決定)、 荷造り(必要な物品の購入)など、必要な準備はたくさんありますので、やるべきことをリストアップして、余裕を持って、計画的に進めて下さい。
 詳細については、ウプサラ大学のChecklist for admitted exchange studentsや、 ルンド大学のNext steps for accepted exchange students (特に、Before you arrive)が参考になります。
 なお、入学許可が出た後は、留学先の担当者もいろいろ相談に乗ってくれますので、分からないことがあったら質問してみましょう。

留学ビザは必要?

 スウェーデンの大学に91日以上留学するには、スウェーデン政府から、大学(高等教育機関)留学用の居住許可(スウェーデン語でuppehållstillstånd、英語でresi­dence permit)を得る必要があります。
 居住許可の申請には、留学先の大学からの入学許可書が必要です。 他の必要書類を予め準備しておき、入学許可書が発行され次第、直ちにスウェーデン政府移民庁のサイトからオンラインで居住許可申請を行って下さい。 申請してから許可が下りるまで、数か月かかる場合があります。特に、申請内容に不備があって再申請が必要となると、時間を要します。 また、7月から8月にかけてはバカンスシーズンのため、注意が必要です。
 居住許可申請に関する情報は、スウェーデン政府の在東京大使館のサイトにある 「留学のための居住許可」も参照して下さい。

スウェーデンの個人番号は取得できる?

 日本のマイナンバーと似た(しかし、大きく異なる)スウェーデンの個人番号(スウェーデン語でpersonnummer、英語でpersonal identity number)を取得するためには、 1年以上の居住許可を得て、住民登録する必要があります。 一般に、留学期間が1年未満の場合は、居住許可も1年未満となりますので、個人番号は取得できません。
 個人番号を取得することで、スウェーデン政府の社会保障制度が適用されるなど、各種の権利が生じます。 また、個人番号は民間企業でも日常的に利用されており、銀行口座の開設などにも必要です。
 なお、居住許可が1年未満の場合、必要性が認められれば、個人番号の代わりに、コーディネーション番号(スウェーデン語でsamordningsnummer、英語でcoordination number)が割り当てられます。 例えば、1年未満の就業などの場合が該当します。 コーディネーション番号は、個人番号の代わりとして機能する場合もありますが、限定的です。
 住民登録、個人番号、コーディネーション番号の詳細は、スウェーデン国税庁の Moving to SwedenPersonal identity numbersCoordination numbers をご参照下さい。

保険加入は必須?

 海外留学には様々なリスクが伴いますので、留学保険への加入は必須です。 クレジットカードに自動付帯する海外旅行保険では、海外留学の保険としては、補償対象、補償条件、補償額等の面で必ずしも十分ではありません。 別途、海外留学専門の保険に加入して下さい。 例えば、学生教育研究災害傷害保険(学研災)に加入していれば、交換留学など大学からの派遣で留学する際、比較的低額の保険料を追加で支払うことで、 学研災付帯海外留学保険に加入できます。
 なお、スウェーデン政府に居住許可申請をする際、健康保険に加入(申込)済みであることが条件となります。 これについては、通常、ウプサラ大学やルンド大学が、 Student INと呼ばれる保険を無償で提供してくれますので、独自に加入していなくても、居住許可申請は可能です (ウプサラ大学による説明ルンド大学による説明)。 しかし、適用範囲が限られますので、渡航までに別途、海外留学保険に加入して下さい。
 また、スウェーデンといえば、社会保障が手厚いイメージがあると思いますが、1年未満の滞在者には、通常の社会保障制度は適用されませんので、ご注意下さい。

住居はどうやって探すの?

 ウプサラ市、ルンド市とも、学生向けの住居が不足しているので、早めに確保することが重要です。 最も簡便なのは、大学の学生寮に入ることです。 ウプサラ大学やルンド大学に交換留学の申請手続きをする際、併せて、学生寮の申請を行うことをお勧めします。 具体的な申請方法は、ウプサラ大学については、 Housing for exchange students、 ルンド大学については、 Apply for student accommodationをご覧下さい。
 なお、学生寮も不足していますので、申請しても確実に入寮できる保証はありません。 申請時期が遅れると、それだけ寮の確保が難しくなりますので、早めに申請することを心がけて下さい。 ただし、早く申請しても、寮に入れないこともあります。 その場合は、大学の学生団体、民間の不動産会社等を通じて、学生向けの物件を探すことになります。 具体的な探し方は、ウプサラについては、 Find housing in Uppsala、 ルンドについては、 Accommodation agenciesをご覧下さい。 くれぐれも、詐欺には注意して下さい。
 住居探しが難航した場合は、愛媛大学やウプサラ大学/ルンド大学の担当者に、早めに相談することをお勧めします。

留学中の生活費は1カ月いくら?

 留学中に必要な生活費は、住居(立地、広さ、一人部屋か相部屋か等)、食事(自炊か外食か)、娯楽(趣味、旅行等)など、個人に依存する面が強く、一概にいくら必要というのは困難です。 目安としては、ウプサラ大学のFinancial mattersや、 ルンド大学のMoney and living costsのページをご参照下さい (両者の情報を併せると、1カ月1万SEKを超える程度)。 ウプサラ大学のページは、交換留学生ではなく学位取得を目指す学生向けの情報ですが、Living CostsとBudget欄は、交換留学の際にも参考になります。 その他の項目は、交換留学生には当てはまらない情報が多く、特に、銀行口座の開設は、留学期間が1年未満の場合は、かなり困難です (Financing exchange studiesを参照)。
 なお、SEKはスウェーデンの通貨単位であるスウェーデン・クローナの略記です(スウェーデン国内では、「スウェーデン」と言う必要はないので、単にクローナと言い、krと略記)。 日本語で「クローネ」との表記も見受けられますが、スウェーデン語のkronaの発音からすれば、「クローナ」の方が適切です。 為替レートは、2000年代に入って以降、1SEKが10~19円あたりを推移しています。最新のレートは、「スウェーデン 為替」等で検索すると見つかります。

渡航日は、いつにしたら良い?

 ウプサラ大学、ルンド大学ともに、各学期の開始1週間~10日ほど前に、arrival dayを設けています (ウプサラ大学についてはArrival day in Uppsala、 ルンド大学についてはArrival Dayを参照)。 特段の事情がない限りは、このarrival dayに合わせて渡航することをお勧めします。 この日に、ウプサラ大学の場合はストックホルム・アーランダ空港に、ルンド大学の場合はデンマークのコペンハーゲン空港に到着すれば、空港で大学生が出迎えてくれ、大学への移動をサポートしてくれます。 その後、大学で各種の説明を受け、物品を受け取り、最後は寮まで送ってもらいます。
 また、翌日以降も、学期開始までの間に、各種オリエンテーションや歓迎行事があります。 この間に、友達を作るなど人間関係を構築し、大学のルールや現地での生活に慣れることで、その後の留学生活が円滑になります。 学期開始間際に渡航すると、知り合いもいなくて、生活にも慣れていない状況で、いきなり授業が始まってしまいます。 ですので、ぜひ、arrival dayに合わせて(あるいは、それより少し前に)渡航するよう心がけて下さい。 そのためにも、移民庁への居住許可申請を、早めに行うことが重要です。

Nationって何?

 ウプサラ大学とルンド大学には、student nationという学生団体があります (ウプサラ大学のnationルンド大学のnation)。 両大学とも、13のnationが存在し、国内出身の学生は、伝統的には、出身地に応じて、どこかのnationに所属していました。 例えば、カルマル出身者はKalmar nation、スモーランド出身者はSmålands nationといった具合です。現在は出身地の縛りは、ほぼなくなっています。
 各nationとも本拠地となる建物を構え、食事やドリンクを提供したり、パーティーやスポーツイベントを企画するなど、充実した学生生活に不可欠な社交の場を提供しています。 また、住居の提供や経済支援等も行っています。さらに、nation等の学生団体の会員になることで、交通や各種施設を利用の際、学生割引も受けられます。
 海外からの留学生も、好きなnationを選んで、会員になることができます。 nationは、中世の欧州の大学には広く存在しましたが、現在も本格的に機能しているのは、欧州全体でもウプサラ大学やルンド大学など、数校に限られるようです。 その意味でも、大変貴重な経験ですので、留学の際は、ぜひnationに加入し、学生生活を楽しんで下さい。

このQ&Aにない質問は?

 ウプサラ大学については、同大学のFAQ about exchange studiesが参考になります。 一方、ルンド大学については、同大学のExchange studiesや、 同大学理学部のIncoming exchangeが参考になります。
 これらの情報を読んでも不明な点や、愛媛大学側での手続きに関しては、本学の担当教員・事務職員にお尋ね下さい。

地図
ウプサラ大学数学科(Ångströmlaboratoriet)    

ルンド大学  
リンク
ウプサラ大学関係
数学科:Department of Mathematics
交換留学の情報:Exchange studies at Uppsala University
YouTubeチャンネル:Uppsala universitet
重要な連絡先:In a crisis or ill

ルンド大学関係
理学部:Faculty of Science
交換留学の情報(全学):Exchange studies
交換留学の情報(理学部):Incoming exchange
YouTubeチャンネル:Lund University
重要な連絡先:Student Health Centre

スウェーデン政府関係
駐日スウェーデン大使館:スウェーデン大使館
移民庁:Migrationsverket
滞在許可:Studying in higher educa­tion
税関のルール:Travelling to Sweden
留学情報:Study in Sweden
スウェーデンの紹介:Sweden.se
緊急情報(英語):Emergency information
緊急情報(スウェーデン語)Krisinformation.se
重要連絡先一覧:Important phone numbers
※スウェーデン国内での緊急通話番号は112(警察・消防・救急共通)
感染症情報:Communicable Disease Control and Preparedness

日本政府・独立行政法人関係
在スウェーデン大使館:在スウェーデン日本国大使館
外務省の安全情報:海外安全ホームページ
外務省への渡航登録:海外へ渡航される皆様へ
日本学生支援機構の留学案内:海外留学情報サイト

その他の役立ちそうなサイト
スウェーデン語簡易辞書:The People's Dictionary
機械翻訳(スウェーデン語対応):DeepL
学研災付帯の海外留学保険:学研災付帯海外留学保険