スウェーデンを
もっと知ろう!

スウェーデンに関する情報源をご紹介。
情報源は、自己責任でご利用下さい。

まずは、基本的な話
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スウェーデンに関する情報収集の基本
スウェーデンに関する良い情報源が見つからないという相談を受けます。 実際、日本語でスウェーデンの情報を探しても、量も少なく、トピックも限定的です。 さらに、不正確であったり、偏ったりしている場合もあります。 一方で、スウェーデンの政府機関等は、多くの場合、英語で情報提供を行っています。 ぜひ、英語(できれば、スウェーデン語)で、一次情報(当事者自身の発信する情報)を探してみて下さい。

言語を問わず一般に、個人や企業が発信している情報は、発信者の主観、宣伝、思い違い等が含まれている可能性があります。 特に日本語で発信されている情報の場合、発信者の限定的な知識や経験に基づいている場合があります。 これらの情報を鵜呑みにするのではなく、必ず客観的な情報で、裏付けを得るようにして下さい。
スウェーデン語を学ぶ意義はある?
スウェーデン人は、一般に英語が堪能です。このため、スウェーデン人とのコミュニケーションは英語で十分なので、スウェーデン語を学ぶ意味はないと思われがちです。 しかし、大半のスウェーデン人にとって、母語はスウェーデン語であり、スウェーデン社会も、スウェーデン語をベースに回っています。

インターネット上でも、スウェーデンに関する一次情報の大半は、スウェーデン語で書かれています。 また、スウェーデン人にとって、英語は「よそ行きの言葉」であり、スウェーデン語を使用しているときにこそ、本音が現れます。

このため、スウェーデン語が理解できるかどうかで、スウェーデンに関する情報収集能力が大きく変わります。ぜひ、スウェーデン語を学習してみて下さい。
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私の本棚 Min Bokhylla

ついつい、ネットの情報に頼りがちですが、本も貴重な情報源です。
ここでは、ご参考までに、私が所有している本を紹介します。
本の中身の良し悪しや、信頼性の有無を示唆する意図はありません。


Q&A

スウェーデンの情報収集について、よくある質問です。
情報源をピンポイントでご紹介します。
リンク切れ等、ご容赦ください。

最新の人口は?

 スウェーデン統計庁(SCB)のサイトをご参照下さい。 SCBのサイトには、政府の公式データが集約されています。 トップページにPopulationと記されているのが、人口の最新データです。
 人口以外のデータを探したい場合は、分野別に整理された、こちらのページが便利です。

ジェンダー平等の歴史と現状は?

 スウェーデン統計庁(SCB)作成のこちらの資料(PDF) (英語)に詳細が記されています。
 上記は、2022年発行の資料です。リンクが切れている、もしくは、もっと新しい版を探したい場合は、検索サイトで、"Women and men in Sweden Facts and figures"として検索してみて下さい。
 素早く概要を知りたい場合は、Swedish Instituteのサイトのこちらのページが便利です。
 逆に、さらなる情報を知りたい場合は、Jämställdhetsmyndigheten(ジェンダー平等庁)のサイトも有益です。

国会議員の待遇は?

 スウェーデンの国会に関する情報は、国会の公式サイトに掲載されており、英語での情報も充実しています。 特に、国会議員の報酬や旅費などの待遇については、こちらに記されています。
 国会議員の選挙については、選挙管理当局(Valmyndigheten)の多言語サイトが参考になります。 メニューにあるOther languagesのEnglish(Engelska)をクリックすると、サブメニューが表示されますので、そこから興味ある項目を選択して下さい。
 ちなみに、日本の国会議員の待遇については、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律に定められています。

法律の英訳はある?

 残念ながら、ほとんどの法律は、スウェーデン政府による英訳はないようです。 スウェーデン語でなら、国会のサイト内のこちらで検索可能です。 例えば、虫眼鏡のアイコンの枠内に、tv radioと入力して、Sök(検索)ボタンをクリックすれば、検索結果が表示されます。 その中にあるRadio- och tv-lagをクリックすると、当該の法律(ラジオ・テレビ法)の条文がスウェーデン語で表示されます。 機械翻訳を用いれば、大雑把な内容は理解できると思いますが、必ずしも正確とは限りませんので、実用目的の場合は、専門家に相談することをお勧めします。
 なお、一部の法律については、スウェーデン政府による、非公式の英訳が公表されています(公式ではないので注意)。 分野別に、 democracyjudicial systemlabour legislationmigrationに分かれています。
 憲法(4つの基本法)および国会法については、こちらに英訳があります。

法律の日本語訳はある?

 スウェーデンの法律に関しては、スウェーデン政府による公式訳という意味では、ほとんどの場合、英訳ですら存在しないため、日本語訳は存在しません。 スウェーデン政府以外による非公式訳としては、一部の法律が萩原金美氏により、日本語に翻訳されており、神奈川大学の 学術機関リポジトリからダウンロード可能です。 同サイトの検索欄で、萩原 金美(姓と名の間に空白を挟む)をキーワードにして検索すると見つかります。検索結果が表示されるまで、少し時間がかかる場合があります。 なお、ここで得られる日本語訳はあくまで非公式訳ですし、過去に翻訳されたもののため、その後の法改正には対応していません。 日本語訳の活用は参考程度に留め、実用目的の場合は、専門家に相談することをお勧めします。

流行りの音楽は?

 スウェーデンの公共ラジオ局Sveriges Radio(SR)の公式サイトで、音楽番組も含め、ラジオ放送がスウェーデン本国にいるのと同様に聴くことができます。 特に、音楽のヒットチャート番組Svensktoppenでは、週間トップ10の音楽を聴くことができます。 Senaste avsnittと書かれた欄に最新の放送回が、また、Tidigare avsnittの欄に過去の放送回の分が置かれています。VISA FLERをクリックすると、さらに過去の放送回に遡れます。 ランクインした楽曲を個別に聴きたい場合は、こちらで可能です。

個人番号制度の実態は?

 スウェーデンの個人番号についての情報は、番号を管理している国税庁のこちらのページこちらのページが参考になります。 さらに、スウェーデンの公共ラジオ放送のアーカイブThe personal ID number - and why every Swede has oneも参考になると思います。
 日本語での情報としては、日本記者クラブでのオンライン会見「デジタル庁とマイナンバー」(3) スウェーデンの個人番号制度(2020.11.27)が参考にあります(通訳あり)。 スウェーデン国税庁の職員等が直接、説明をしているので、いわゆる1次情報に該当します。 動画はこちら(YouTube)で視聴できます。

医療負担は?

 医療に関して英語で情報収集するには、スウェーデン全土の自治体が共同で開設している医療情報サイト1177.seが便利です。 例えば、治療費に関する情報は、こちらにあります。 また、E-hälsomyndigheten(デジタル保健庁)の公式サイトにも情報があります。 例えば、薬代の上限についてはこちらに記載されています。
 なお、歯科医療に関しては、通常の医療とは扱いが違います。これについては、Försäkringskassan(社会保険庁)の公式サイトにある こちらの説明が丁寧です。

教育制度は?

 スウェーデンの教育制度については、学校教育庁(Skolverket)の 公式サイト(英語版) が充実しています。
 また、スウェーデン政府の広報機関であるSwedish InstituteのサイトSweden.seにも、教育関係の情報があります。 特に、こちらに全体像がコンパクトにまとめられています。
 おな、法改正により、2018年からは6歳児が通うförskoleklass(就学前クラス)も義務化され、6~15歳までの10年間が義務教育になっています。古い情報で、義務教育が9年間と書かれていることがありますので、注意して下さい。

小学校の英語教育のレベル感は?

 スウェーデンの公共教育放送局URのサイトで、小学生(就学前クラス~基礎学校6年生)向けの英語教育番組を視聴可能です。 例えば、小学校低学年向けの番組としては、Pick a colourGordon & Pennyなどがあります。 また、小学校高学年向けの番組としては、Max's movieTalk like a proなどがあります。
 さらに、教職員組合Sveriges Lärareによる教材ストックサイトLektionsbankenに、小学生向けの英語教材も置かれています。 例えば、低学年向けの教材はこちらのEngelskaの欄に、 また、高学年向けの教材はこちらのEngelskaの欄にあります。

中学校の英語教育のレベル感は?

 スウェーデンの公共教育放送局URのサイトで、中学生(基礎学校7~9年生)向けの英語教育番組を視聴可能です。 例えば、Best English hacksNewsreelLife on ScillyMy English mistakesBest friends for a dayなどがあります。
 さらに、教職員組合Sveriges Lärareによる教材ストックサイトLektionsbankenに、中学生向けの英語教材も置かれています。 中学生向けの教材はこちらのEngelskaの欄にあります。

税率はどれくらい?

 スウェーデンの税制については、国税庁(Skatteverket)の 公式サイト(英語版) に説明があります。 また、スウェーデン政府の広報機関であるSwedish InstituteのサイトSweden.seにも、税制関係の情報があります。 特に、こちらに全体像がコンパクトにまとめられています。
 なお、スウェーデンの付加価値税(消費税)は、英語でVAT (value-added tax)、スウェーデン語でmoms (mervärdesskatt)と呼ばれています。税率は原則25%ですが、 商品やサービスの種類によっては、12%または6%の軽減税率が適用されたり、非課税となったりします。具体的な税率は こちらに記されています。例えば、食料品の税率は12%(アルコール度数3.5%を超えるお酒は25%)、文化活動関連(書籍、スポーツ、コンサート、博物館等)や国内旅費の税率は6%です。

情報源へのリンク
以下では、スウェーデンに関する情報源を紹介します。リンク先は、外部(愛媛大学外)のサイトです。 リンク先にあるコンテンツの適切さや正確さについて、当方では保証いたしません。 リンク先に、広告が掲載されていて、意図せず広告を閲覧、視聴することになる可能性があります。 また、意図せず、個人情報が収集される可能性もあります。 これらの点も含め、リンク先のご利用は、ご自身の責任において行って下さい。

Webサイト(日本語)
スウェーデン政府、日本政府関係機関
在日スウェーデン大使館:スウェーデン政府の大使館
スウェーデン王国:日本の外務省によるスウェーデン情報
在スウェーデン大使館:日本政府の大使館
安全の手引き:在スウェーデン大使館による危機管理情報
スウェーデン(留学情報):日本学生支援機構(JASSO)提供
スウェーデン(ビジネス情報):日本貿易振興機構(ジェトロ)提供
留学大図鑑:文部科学省のトビタテ!留学JAPANの体験談

日本国内の大学、各種団体
スウェーデン語初級eラーニング:大阪大学提供
ストックホルム日本人会:スウェーデン在住の日本人等の集まり
スウェーデン観光文化センター:在日スウェーデン大使館公認の観光情報
一般社団法人スウェーデン社会研究所:下記Sweden.seの和訳も掲載

Webサイト(英語)
スウェーデン政府等の広報サイト
Emergency information:スウェーデン政府提供の緊急情報
Sweden.se:Swedish Institute(政府機関)によるスウェーデン情報
Study in Sweden:Swedish Instituteによる留学情報
Visit Sweden:国営プロモーション企業によるスウェーデン訪問情報

スウェーデンの国会、政府機関
Sveriges Riksdag:スウェーデン国会
Regeringskansliet:スウェーデン政府(Government Offices of Sweden)
SCB:スウェーデン統計庁
SMHI:スウェーデン気象水文研究所(気象情報等)
Skolverket:教育庁
Skatteverket:国税庁
Tullverket:税関
Migrationsverket:移民庁
Försäkringskassan:社会保険庁(Social Insurance Agency)
E-hälsomyndigheten: デジタル保健庁(eHealth Agency)
Jämställdhetsmyndigheten:ジェンダー平等庁(Gender Equality Agency)

スウェーデンの自治体、公的機関(外部委託も含む)
1177.se:自治体が共同開設の医療情報サイト
Folkuniversitetet:成人向け教育機関(移民向けスウェーデン語教育等)
Radio Sweden:公共ラジオの英語放送
BankID:官民で運用のデジタル認証システム
Destination Uppsala:ウプサラの観光案内
Uppsala International Hub:ウプサラ市の外国人向けサイト
Visit Lund:ルンドの観光案内
International Citizen Hub Lund:ルンド市の外国人向けサイト

スウェーデンの大学
Uppsala universitet :ウプサラ大学
Lunds universitet:ルンド大学
Karolinska Institutet:カロリンスカ研究所
Kungliga Tekniska högskolan:スウェーデン王立工科大学
Stockholms universitet:ストックホルム大学

Webサイト(スウェーデン語)
スウェーデン政府、民間
Krisinformation.se:スウェーデン政府提供の緊急情報
Sveriges Television(SVT):スウェーデンの公共テレビ局
Sveriges Radio(SR):スウェーデンの公共ラジオ局
Radio Sweden på lätt svenska:SRの平易なスウェーデン語での放送
Utbildningsradion(UR):スウェーデンの公共教育放送局
TV4 (TV fyra):スウェーデンの民放テレビ局
Ratsit:住民登録に記載の情報を提供する民間サイト

辞書、自動翻訳、生成AI
The People's Dictionary:スウェーデン語・英語簡易辞書
Swedish–English Dictionary:Cambridge University Pressの辞書
Engelsk-Svensk och Svensk-Engelsk Ordbok:著作権切れの電子辞書
Glossary for the Courts of Sweden:裁判用語のスウェーデン語・英語語彙集
DeepL:機械翻訳(スウェーデン語対応)
Google翻訳:機械翻訳(スウェーデン語対応)
Microsoft Bing 翻訳ツール:機械翻訳(スウェーデン語対応)
ChatGPT:生成AI(スウェーデン語の翻訳も可能)
Microsoft Copilot:生成AI(スウェーデン語の翻訳も可能)
Google Gemini:生成AI(スウェーデン語の翻訳も可能)

YouTube動画
スウェーデン政府・国営企業(英語)
Sweden:Swedish Institute(政府機関)によるスウェーデン情報
Study in Sweden:Swedish Instituteによる留学情報
Visit Sweden:国営プロモーション企業によるスウェーデン訪問情報

スウェーデンの大学のチャンネル(英語、スウェーデン語)
Uppsala universitet :ウプサラ大学
Lunds universitet:ルンド大学
Karolinska Institutet:カロリンスカ研究所
Kungliga Tekniska högskolan:スウェーデン王立工科大学
Stockholms universitet:ストックホルム大学

スウェーデン在住の日本人のチャンネル
Lilladag 北欧暮らしと音楽:作曲家の家族の日常
BonAibonスウェーデン暮らしのレシピ:パティシエの家族の日常
犬とわたしと北欧暮らし Nordic living channel:犬と暮らす夫婦の日常
猫と北欧暮らし tanuko:BGMとともに北欧の日常を紹介
Nord-Labo 北欧研究室:社会問題などをゆるく掘り下げる
ふたりぱぱ FutariPapa:男性同士のカップルによる子育て

スウェーデン語学習用のチャンネル
Fun Swedish:英語によるスウェーデン語入門
Svenska med Anastasia:スウェーデン語によるスウェーデン語入門
Peter SFI:スウェーデン語によるスウェーデン語入門
SVENSKA FÖR ALLA:スウェーデン語によるスウェーデン語入門

スウェーデン人のチャンネル(英語又は英語字幕)
Jonna Jinton:スウェーデン北部で生活するアーティストのチャンネル
TheSwedishLad:スウェーデン、スウェーデン語の紹介

スウェーデン人のチャンネル(スウェーデン語)
THE SWEDISH FAMILY:家族の日常
Familjen Reinhold:家族の日常
FAMILJEN TORSGÅRDEN:牧場の日常
Lia Larsson:歌手Lia Larsson氏のチャンネル
Filip Poon:有名な料理人Filip Poon氏の料理チャンネル
Mat-Tina:有名な料理研究家Tina Nordström氏の料理チャンネル