最終更新日: 2008年3月14日
日時: | 3 月 17 日(月) 14:00 〜 15:30 |
場所: | 愛媛大学理学部数学棟2階 大演習室 |
講師: | 名和 範人 氏(大阪大学・基礎工学研究科) |
題目: | Sharp interpolation estimates and nonlinear Schrödinger equations |
要旨: | ある指数の Gagliardo-Nirenberg の補間不等式の最良定数が非線形 Schrödinger 方程式の定在波解と関係している事は,不等式に対応する "Rayleigh 商" の Gâteaux 微分をとってみればわかることであり,最良定数に関しては膨大な文献が存在している.ここでは,方程式に関係する量で最良定数を表現する事と解の(または方程式の記述する系の)安定性/不安定性について簡単な注意をしたのち,Bose-Einstein 凝縮などに現れる非線形 Schrödinger 方程式の連立系の解析等に相応しい形に,補間不等式を拡張することを考え,その一つの応用について話したい. |